犬が『やめてほしい』と感じているときにする行動3選 愛犬からのサインを無視し続けるとどうなるの?
わんこは人間のすることを何でも受け入れてくれるわけではありません。時には『やめてほしい』と伝えていることも。そして愛犬からの『やめてほしい』サインに気づかず放置していると、とんでもない事態に陥ることがあるのです。
️わんこからの『やめてほしい』サイン
その場から逃げる
わんこの「やめてほしい」サインで最もわかりやすいのは、その場から逃げようとしたり実際にその場を去ったりするといった行動です。
平和主義者のわんこにとって、厄介事にかかわらないようにすることは最も平和的で効率的な方法でしょう。決して無理やり追いかけたり、引き止めようとしたりしてはいけません。
ストレスサインを出す
わんこがストレスを感じているときにとる行動として「カーミングシグナル」がよく知られています。カーミングシグナルは本来、わんこが不安や緊張を感じているときに、相手や自分を落ち着かせるためにとる行動です。
やめてほしいことを無理やりされることはストレスに他なりません。代表的なものとしては下記が知られていますが、これらの行動が見られる場合は内心で「やめてほしい」と感じているのかもしれません。
- 前足をしつこく舐める
- 首の辺りを掻く
- あくびをする
- お腹を見せる
- 自分のしっぽを追いかける
威嚇する
どうしても我慢ならず、本当に「やめてほしい」ときの最終警告が威嚇です。低い声で唸り声を出す、歯を剥き出す、姿勢を低くして睨みつけるなどがわかりやすい威嚇行動でしょう。
勘違いしやすい行動としては、しっぽを低い位置でゆっくり振るといったものもあり注意が必要です。威嚇行動は「これ以上やったら次は攻撃に出るぞ」という意味を持っています。これを無視しつづけることは大変危険です。
️やめてほしいサインを無視しつづけると
信頼関係を失う
やめてほしいことを強要してくる人のことをあなたは信頼できますか?わんこもその気持ちは一緒です。まして「やめてほしい」と伝えてくるにもかかわらずそれを無視する人は信用に値しないでしょう。
わんこのやめてほしいサインを無視しつづけていると「この人は自分の嫌なことをしてくる人だ」と認定されてしまい、せっかく築き上げてきた愛犬との信頼関係にヒビが入りかねません。
咬傷事故に発展
わんこは、その気になれば人間を容易に傷つけることのできる鋭い牙や爪を持っています。ですが実際にそれを突きつけることがないのは、私たちに遠慮と優しさを寄せてくれているから。
ところが「やめてほしい」のサインに気づいてもらえず、イライラや怒りが積み重なってしまったり、どうしても我慢できないことをされた際には反射的に手加減なしの行動に出てしまうことがあります。そうして起きてしまうのが予期せぬ咬傷事故です。咬傷事故は人間もわんこもどちらも不幸にする悲しい事故。人間側の軽率な行動がきっかけになることはあってはいけません。
️まとめ
わんこは言葉で「嫌」と伝えることはできません。ですが仕草や態度で「やめてほしい」ことを確実に伝えてくれています。愛犬の声なき声にしっかり気づき、「やめてほしい」ことはやらないこと、そして愛犬がどんなことを嫌がるのかを把握して付き合っていくことが飼い主には求められます。
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