「息をのんでしまうようなレースをしたい」渡部暁斗が帰国 次の五輪が一区切り【ノルディック複合】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025-03-26 12:07
「息をのんでしまうようなレースをしたい」渡部暁斗が帰国 次の五輪が一区切り【ノルディック複合】

スキー・ノルディック複合でオリンピック™3大会連続表彰台の渡部暁斗(36、北野建設)が、今季のW杯最終戦を終えて26日の早朝に帰国した。

【写真を見る】「息をのんでしまうようなレースをしたい」渡部暁斗が帰国 次の五輪が一区切り【ノルディック複合】

渡部は昨年11月の初戦を体調不良で棄権し、シーズン序盤は一桁台の順位にも入らず苦しい立ち上がりだった。それでもシーズン終盤で徐々に調子を取り戻し、世界選手権・男子団体で5位、W杯個人第16戦では今季最高の8位に入り、ミラノ・コルティナ五輪の派遣推薦基準を突破した。

帰国した空港で囲み取材に応じた渡部は、「今までの中でも一番スタートが悪いシーズンになったがそこから持ち直して最後まで戦うことができて、そこそこ戦えるところまでは戻せた。世界選手権後のワールドカップでは良いパフォーマンスで終われたと思うので、来季に向けて希望が持てる終わり方だったと思います」と語った。

海外遠征の出発前には、「26年のミラノ・コルティナ五輪が競技人生の集大成」と位置づけていた渡部。改めて五輪への思いを聞かれると、「ミラノオリンピックをもってそこを一区切りにしたいと思うので、自分も見ている人も思わず息をのんでしまうような、喜んでしまうようなレースをしたい」と意気込んだ。

空港には4歳の長男と2歳の次男がお出迎え。妻・由梨恵さんと共に家族4人仲睦まじい様子で帰路に就いた。「子供たちと離れている時間も長かったですし妻に苦労をかけたと思うので、妻をねぎらいつつ次のプランを頭の片隅で進めながら休みたい」と話す36歳のベテランは、来年の大舞台を前に、まずは家族サービスで英気を養う。

  1. 日本人として初 京都大学の柏原正樹・特任教授が“数学のノーベル賞”=アーベル賞を受賞 「D加群」理論を確立したことが評価
  2. 【元「東大王」・河野ゆかり】 結婚を報告 「お相手は同じ医療従事者です」「これからも温かく見守っていただけますと幸いです」
  3. 東京都で20代男性が「はしか」感染 都内で早くも今年7例目 去年とおととしは“年間10人”
  4. 「リュック前抱え」「皿を重ねる」…え、ダメなの? 新年度に知りたいマナー【Nスタ解説】
  5. トランプ政権幹部の通信アプリ上での攻撃計画のやりとり 雑誌が全容を公開
  6. トランプ大統領「私は戦闘を止められると思う」 ウクライナと“黒海での安全航行確保”合意もロシア側は条件提示
  7. 政府の「女性の職業生活における活躍推進プロジェクト」が報告書提出 石破総理は働き方改革に取り組む自治体支援の考え示す
  8. 「強く抗告していくため」 旧統一教会が公式HPから「お詫び」文言を削除 東京地裁が解散命令
  9. 小さな女の子に犬が飛びついた結果→隣にいた大型犬が…まさかの『守りながら激怒する光景』が16万再生「すごいしか言えない」「素敵な関係」
  10. 【浜崎あゆみ】 「やりたい事をとことんやる為には、どうしたってやりたくない事も必死にやらないといけない」 想いつづる
  11. 千葉県に50万円の賠償命じる 児相元職員が労働環境めぐり訴訟 “十分な休憩や仮眠とれず”と千葉地裁が指摘
  12. 愛媛・岡山“山林火災”4日目 いまだ鎮火のめど立たず 今治市では27日は雨の予報…火災の収束へ期待高まる【news23】