バレー女子日本代表・石川真佑「自分がチームを引っ張っていけるように。目の前の試合を戦い切る」23日開幕の世界バレーへ決意

バレーボール女子日本代表は13日、都内で練習を実施。フェルハト・アクバシュ監督（39）、主将の石川真佑（25）、和田由紀子（23）が23日にタイで開幕する“世界バレー”に向けて意気込みを語った。

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この日はブロックやレシーブ、実戦的な練習が行われた。練習後、石川は「精度も上がってきましたし、相手に対しての対策っていうところもあるので、そこに向けていい準備ができてきてるのかなと思います」と振り返った。

6月から約2カ月に渡って開催されたネーションズリーグでは2大会連続のメダル獲得は叶わず、ベスト4で大会を終えた日本代表。世界バレーに向けて石川は「メダル獲得に向けて、頑張っていきたいんですけど、その前のまずベスト8にしっかり入って、ベスト4というところもそうですし、目の前の試合をしっかり戦い切ることがすごく大事なのかなと思います」と前向きな姿勢を見せた。

さらに「いろんな経験をして、自分が取りきれる選手になるっていう目標を持ってやってるので、そこの成長してしっかり出していきたい」と決意を語った石川。主将として初めて挑む世界バレーに「役割、立場っていうのもあるのでそういった意味でも自分がチームを引っ張っていけるように、先頭になってやっていきたいと思います」と力強く話した。

ネーションズリーグでチーム最多223得点を挙げた和田は「少し苦しい状況のときにもう1回自分たちを信じて、今までやってきた自分たちで積み上げてきた経験っていうのを出し切れるように、お互いで協力し合って試合ができれば」と前を見据えた。アクバシュ監督は「まず初めに必ず一つ一つ階段を進んでいくこと」と冷静に世界バレーへの目標を話した。

世界バレーはオリンピック™、ネーションズリーグに並ぶバレーボール3大大会のひとつで2年に一度開催される。男子はフィリピンで9月13日にトルコとの初戦を迎える。

【女子日本代表　試合予定】
■予選ラウンド（日本はプールH）
8月23日（土）vs カメルーン
8月25日（月）vs ウクライナ
8月27日（水）vs セルビア

■決勝トーナメント
8月29日（金）ラウンド16 2試合（A1位 vs H2位、H1位 vs A2位）
8月30日（土）ラウンド16 2試合（B1位 vs G2位、G1位 vs B2位）
8月31日（日）ラウンド16 2試合（C1位 vs F2位、F1位 vs C2位）
9月1日（月）ラウンド16 2試合（D1位 vs E2位、E1位 vs D2位）
9月3日（水）準々決勝 2試合
9月4日（木）準々決勝 2試合
9月6日（土）準決勝 2試合
9月7日（日）3位決定戦、決勝