「スポーツじゃない!」と言われた過去 元祖カー娘・小笠原歩・船山弓枝がコーチとして再び五輪に挑む

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2026-02-02 06:00
「スポーツじゃない!」と言われた過去 元祖カー娘・小笠原歩・船山弓枝がコーチとして再び五輪に挑む

6日に開幕するミラノ・コルティナ五輪で初の金メダル獲得を目指すカーリング女子日本代表。正式種目となった1998年長野オリンピックから女子は8大会連続出場を決めた。過去3大会に選手として出場、今大会はコーチとしてチームをサポートする日本代表の小笠原歩コーチ(47)とチーム(フォルティウス)の船山弓枝コーチ(47)が日本代表の座を掴むまでのチームの強さ、オリンピックへの熱い思いを語った。

【写真を見る】「スポーツじゃない!」と言われた過去 元祖カー娘・小笠原歩・船山弓枝がコーチとして再び五輪に挑む

「これで終わるチームではない」4年前の敗戦と成長

ミラノ・コルティナ五輪に臨む女子日本代表のフォルティウスは4年前、北京五輪の日本代表の座をかけた決定戦で敗れオリンピックの代表を逃した。当時の心境と今回代表を掴んだ際の思いについて、船山コーチは「あと一歩というところまで来ていながら、代表を逃してしまった悔しさ」があったとしながらも、「このチームはこれで終わるチームではない」という思いがあったと振り返る。選手からコーチへと立場を変えた船山コーチは、「立場の違いはあれども、一つのチームで勝利ができたというところは、この4年間のみんなの成長を感じました」と喜ぶ。

ナショナルコーチの立場からチームを見守ってきた小笠原コーチは、現役時代には経験しなかった形の『負け』(代表決定戦での敗退)を経験したチームが、「そこから次の道を自分たちで正解にしていく、してきたこの4年間というのは、奇跡のようで自分たちでつかみ取った強い信念のもとで歩んできた4年間だったんだな」と、その道のりの過酷さと、チームの強固な意志を表現した。

また船山コーチは選手としては「やり尽くした」という思いから、チームを繋ぐため、新たな選手のために別な立場で支えることを選んだという。

この4年間でチームが強くなった点について、小笠原コーチは「自分たちでちゃんと選択をして、強い意志を持って突き進んできている」ことを挙げる。カーリングはゲームの中でコーチが出る場面が少なく、選手が自分たちで戦略を決めていく。「選択とか、決めるとか、覚悟を持ってやる」という点が非常に培われたと分析。さらに、チームの強みは「粘り強さ、強い気持ち」だとし、一度世界選手権で思うような結果が出なかった後も、「目指すところは、その先のオリンピック」という強い揺るぎない信念があったことが、今の日本代表の結果に繋がっているという。

船山コーチもまた、チームの強みは「まさに粘り強さ」で、それが周囲にも伝わっていることが嬉しいという。「目標がみんなで共有されていて、そこへのイメージがみんなができている」ことから、「何があっても、意見が分かれたとしてもちゃんとゴールが見えているから、そこに向かって話し合いがまとまる」。このチーム力の高さで五輪への切符を掴み取った。

肉体面では具体的な強化として、チームはクラシックバレエのストレッチを取り入れている。目的は単なる柔軟ではなく、カーリングに必要な『固める部分』と『緩めて使う部分』を意識し、「動きの中でちゃんと自分の体をコントロールして使う」ことだと船山コーチ。アンバランスで独特なカーリングのフォームにおいて、「その日の体のコンディションを使って良いパフォーマンスをしていくっていうところをみんながちゃんとできてきてる」と、成果に繋がっていることを明かした。

ミラノ・コルティナオリンピックに向け

かつて「カー娘」と呼ばれ、カーリングブームを巻き起こした両コーチ。カーリングが多くの人に広まり、銀メダル獲得という歴史をどう感じているかという問いに、小笠原コーチは「こんなに面白いスポーツはないという誇りを持って、ずっとオリンピックを繋げてきていた」とし、後輩たちがメダルを取る時代が来たことに感謝を示した。「日本中に馬鹿にされた時期もあった」といい、「こんなに面白いウィンタースポーツは」という声を聞けるだけでも幸せだと話す。

それゆえに「結果も求められるスポーツになってきている」ことも自覚している。「出るだけではなく、カーリングを繋げるだけではなく、結果も求めて逆に期待をしてもらえるようなそういう時代になったんだなというのはすごく嬉しいですし誇りです」と、カーリングを取り巻く環境の変化を言及。

船山コーチは「私達は本当にミラノ・コルティナオリンピックで金メダルを取るというところを掲げてやってますので、最高の準備とメンタルで向かいたいと思います」と力強く目標を宣言した。

  1. NEC川崎、ストレート負けで決勝進出へ崖っぷち 佐藤淑乃ら日本代表勢奮闘も大阪MVに雪辱ならず【SVリーグ女子】
  2. 安達優季容疑者の車のドラレコ 映像が一部消失 京都・男児遺棄事件 学校周辺まで運転する様子は確認…結希さんの乗車は確認できず
  3. 仲の良さも目撃されていた親子に何が…安達優季容疑者の車を押収 点在する結希さんの遺留品は“通勤経路”に【Nスタ】
  4. 【 菅田将暉 】細田佳央太に誘いを断られ消沈 細田は「大好きですからね?!」秘めた思いを舞台で絶叫
  5. 「首を絞めつけて殺した」安達優季容疑者が供述 事件に数々の謎…専門家が指摘する“証拠固め”が今後の捜査ポイントか【Nスタ解説】
  6. スマホやカーナビの位置情報から安達結希さんの遺体・靴発見 元捜査一課長が読み解く「科学捜査」のポイント【Nスタ解説】
  7. 扉に向かって鳴いていた子猫→『飼い主さんを見つけた』次の瞬間…かわいすぎる光景が26万再生「にゃん生1周目感がたまらん」「泣けてくる」
  8. 【速報】死体遺棄容疑でIT関連会社社長の男(49)を逮捕 去年から行方不明の会社役員男性(50代)とみられる遺体を遺棄か 警視庁
  9. 猫に『ごめんね』と謝りたいときの方法3つ 伝え方のコツや逆効果になるNG行為も
  10. 犬を叱るときの『絶対NG行為』5選 愛犬に恐怖や不安を植え付ける行動とは?
  1. 「首を絞めつけて殺した」京都・南丹市の男児遺棄事件 父親・安達優季容疑者が新たな供述 容疑者のスマホやカーナビ解析で遺体発見【警察署前から最新情報】
  2. 羽田航空機衝突・炎上事故 日航機に設置された拡声器では一部箇所で聞こえ方が不十分だったと判明 国の運輸安全委員会が検証実験
  3. 「もう立ち行かない」業界団体が悲鳴…ナフサ高騰で化学繊維が値上がり 政府「必要な量供給」も残る不安 価格転嫁で生活に影響も
  4. 東京・世田谷区のアパートで強盗傷害事件 40代くらいの男が現金約70万円が入った封筒を奪い逃走 住人女性は右手などに軽いけが 警視庁
  5. 東京MXテレビ・伊達寛会長を15日付で解職 外部調査でハラスメント認定 本人の申し出で30日付で取締役も辞任
  6. 【 柴田阿弥 】大学院卒業「公共政策修士課程を修了しました!」 SKE48卒業後フリーアナに〝現職で挑戦したいことに出会えました〟
  7. 【速報】死体遺棄容疑でIT関連会社社長の男(49)を逮捕 去年から行方不明の会社役員男性(50代)とみられる遺体を遺棄か 警視庁
  8. トランプ大統領 イラン核兵器開発「20年以上の放棄で合意を得た」と主張 イスラエル・レバノンも10日間停戦へ 戦闘終結に向け交渉加速か
  9. 【辻希美・長女】希空『ORION』Tシャツで沖縄・石垣島を満喫「充実しまくりの1日だった」
  10. 「無表情」でチラシを配る姿も…安達優季容疑者の行動徐々に明らかに 自分名義の車で結希さんの遺体運んだか 家宅捜索で30数点を押収
  11. 「ミサイル44発、ドローン659機」今年最大規模の攻撃・・・ウクライナでロシア軍の攻撃により少なくとも17人死亡 7つの州では停電発生
  12. 18日から本格的な取り調べ 京都・男児遺棄事件で逮捕の安達優季容疑者 容疑者名義の車押収から動きなし【自宅前から最新情報】