猫と暮らしていると、よく手を「バッテン」にして座っていたり眠っていたりするのを見かけることがあると思います。とても可愛らしい仕草で、つい見入ってしまいますよね。本記事では、猫が手を「バッテン」にしているときの意味について解説します。
猫が手を「バッテン」にしているときの意味とは
猫が手をクロスして「バッテン」を作っているときがあります。とても可愛らしい仕草でつい写真に収めたり見入ってしまいますよね。
そこで今回は、猫が手を「バッテン」にしているときの意味について解説します。
1.安心している
外敵に襲われる心配なく、安心して眠れる状況のときに手を「バッテン」にすることがあります。
すぐに立ち上がる必要がなく、気が緩んでいる状態です。
2.リラックスしている
寝ているときや日向ぼっこをしているときなど、リラックスしているときにも手を「バッテン」にすることがあります。
危険が無いことはもちろんですが、室内の温度や環境が整っていることで、快適に過ごしている証です。
猫がストレスを感じない環境を維持していけるように心がけましょう。
3.クセでやっている
特に意味もなく、クセで手を「バッテン」にする猫もいるようです。
猫にもそれぞれ「落ち着ける姿勢」があるので、飼い猫の好きな姿勢を探してみましょう。
4.飼い主への信頼の証
猫が飼い主の側で手を「バッテン」にするのは、信頼している証です。
猫がすぐに立ち上がれない姿勢でくつろいでいるということは、飼い主の側を安全だと思っているということです。猫との信頼関係がうまく築けているということなので、今後も愛情を持って接するようにしましょう。
「バッテン」の位置で意味が違う?
猫は寝ているときや座っているときに手を「バッテン」にします。
基本的にはリラックスしている証なのですが、寝ているときに顔を隠すように「バッテン」を作ることがあります。
顔の前でバッテンを作るときは、「光が眩しい」「音がうるさい」というサインのこともあるようです。猫の目は人間よりも光の刺激を受けやすく、眩しさを感じやすいと言われています。そのため、寝ているときの陽の光や電気の明かりなどで眩しさを感じ、目元を隠すような仕草をします。
手をぎゅーと握るように目を覆い隠すことから「眩しい寝」と呼ばれる寝方です。見ていてとても可愛らしい仕草ですが、よく見かけるようであれば光の届かないくらい寝床を用意してあげましょう。
また、寝起きのストレッチなどで体を伸ばすときに、手が「バッテン」になることもあります。体をグッと伸ばしているので、たまに声が漏れてしまうのも可愛いですよね。
まとめ
今回は、猫が手を「バッテン」にしているときの意味について解説しました。
手を組む姿勢はすぐに逃げ出すことのできない体勢なので、猫が安心していたり、リラックスしているときによく見かける仕草です。
愛猫が手をよく「バッテン」にしているのであれば、家の中が快適で飼い主との信頼関係をしっかり築けている証拠でもあります。猫とのコミュニケーションが上手に取れているということですので、今後も快適に過ごしてもらえるようにしていきましょう。
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