愛猫の命を縮める『ご飯の与え方』3選 間違った量やフード選びは厳禁

大切な愛猫の健康を維持するために、「毎日の食事」は気にかけてあげたいことのひとつです。猫のご飯を与えるときは、どんなことに注意するべきなのでしょうか。ここでは、とくに注意したいご飯の与え方についてご紹介します。

1.過剰な量のフードを与える

ご飯を食べる猫

食べることが大好きな猫は、食べ終わってもご飯を欲しがったり、同居猫の分まで食べてしまったりといったこともあるでしょう。

愛猫が欲しがる分だけ過剰な量の食事を与え続けると、肥満や消化器系の問題を引き起こすため注意が必要です。

猫が一度にたくさんの量のフードを食べると、消化不良を起こして軟便やフードの吐き戻しが起こりやすくなります。また、食べ過ぎによる肥満は関節炎や糖尿病などの病気を招き、心臓病など多くの疾患の悪化因子にもなるため、愛猫の寿命にも影響を与えかねません。

健康的な体を維持するためにも、毎日の食事量は猫の年齢や体重、活動レベルに合わせて与えてあげることが大切です。

2.水分が不足している

水を飲む猫

猫の食事では、水分摂取が健康にとても重要です。間違ったご飯の与え方として、必要な飲水量が足りていないことが挙げられます。

水を飲まない場合には、ドライフードに水を足してみたり、ウエットフードのような水分量の多いご飯を与えたりして、猫が食事のなかで水分が摂れるようにしてあげなければなりません。

食事で水分摂取できていても、猫が過ごす環境や体調によって水分が不足してしまいます。いつでも新鮮な水が飲めるように、水の飲み場所を複数用意してあげましょう。

心臓病など一部の病気では過剰な水分摂取は避けないといけませんが、腎臓病や尿石症などでは積極的な水分摂取が必要になります。愛猫が必要な水分をしっかり取れているか、摂取量を増減させないといけない病気があるか、動物病院で検査を受けてみるのも良いでしょう。

3.食事内容が適切でない

おやつを食べる猫

肉食動物の猫は良質なタンパク質を基本とした、必要な栄養素を食事からとる必要があります。そのため、食欲のある健康な猫の主食に「おやつ」「一般食」「副食」だけを与えるのは厳禁です。

猫の健康管理を行いやすくするためにも、栄養バランスがとれた「総合栄養食」のフードを主食として与えてあげるようにしましょう。おやつなどはあくまでご褒美として、たまに与えるだけにしましょう。

また、人の食べ物をむやみに与えることは厳禁です。人にとっては健康に良いとされるものでも、猫が食べると中毒症状や消化不良を引き起こす場合があります。

猫に人の食べ物を分け与えるときは、猫に安全か調べたうえで少量だけ与えるようにしましょう。

まとめ

茶猫

愛猫の長生きを妨げてしまうご飯の与え方は、猫の体に必要な栄養や水分バランスを気にかけずにいたり、猫の体に見合わない量を食べさせることが挙げられます。

猫はもともと食べムラが多く、好きな時間に好きなだけ食べることも多い動物です。一日のトータルで必要な栄養を摂ることができれば良いのですが、置き餌にしている時間が長いとフードが劣化して、猫が食べなくなる場合があります。

愛猫に与えるご飯は、年齢や体重、活動量などにあった「適切なフードを選ぶこと」「新鮮なフード」を与えて猫の健康をサポートしてあげたいですね。

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