■MLB ドジャース 6×-5 ロッキーズ(日本時間23日 カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(30)が本拠地でのロッキーズ戦で、1点を追う9回裏の第5打席で53号同点ソロ本塁打をマーク。続くM.ベッツ(31)のサヨナラホームラン&劇的逆転勝利を呼び込む活躍をみせた。
この日、同地区2位のパドレスが逆転勝利したため、負ければ2連敗でゲーム差が2に縮まる危機を回避。25日から地区優勝をかけ3ゲーム差でパドレスとの3連戦に挑む。
さらに、復帰後3度目の登板となった山本由伸(26)が3回4失点で降板し、3敗目となるところだったが、大谷の一発で黒星が消えた。
この日は5打数4安打と大暴れで打率は.301に上昇。「50-50」を達成したマイアミでのマーリンズ戦(20日)から直近4戦では驚異の18打数14安打(打率.778)の5本塁打、13打点、6盗塁と今季一番の“覚醒モード”に。
本塁打はMLB全体トップで2戦連発の55号を放ったヤンキース(ア・リーグ)のA.ジャッジと「2差」で追走。残り6試合で両リーグトップの可能性も残っている。盗塁はこの日3回と7回の2盗塁でシーズン55盗塁となり、イチローがルーキーイヤーだった2001年にマークした日本人最多の56盗塁到達に王手をかけた。
【大谷翔平今シーズン主な成績】※残り6試合
本塁打 53(リーグ1位)
打点 123(リーグ1位)
安打 184(リーグ2位)
盗塁 55(リーグ2位)
打率 .301(リーグ3位)