■プロ野球 巨人 4-2 DeNA(2日・東京ドーム)
DeNAは巨人に敗戦。しかし先に4位・広島がヤクルトに敗れたため球団初3年連続となるCS進出が決まった。試合は先発・石田裕太郎(22)が2番・オコエ瑠偉(27)に2ラン本塁打を浴びるなど序盤にリードを許した。打線は4番・オースティン(33)に第25号ソロ本塁打、代打・筒香嘉智(32)に犠飛が飛び出し反撃するも及ばず。
前日の試合では1点ビハインドで4回、1死満塁から桑原将志(31)に適時二塁打が飛び出し逆転に成功。戸柱恭孝(34)も適時打を放ち3ー1に。先発したジャクソン(28)は7回1失点の好投、リリーフ陣も粘投で広島打線に反撃を許さず勝利を飾った。CS進出に王手をかけたこの試合の先発・石田裕は試合前まで4勝2敗、防御率3.74をマーク。今回の登板が今季12試合目となった。
打線は1回、巨人の先発・山﨑伊織(25)に対し先頭の梶原昂希(25)が中飛も2番・牧秀悟(26)が右安打で出塁。3番・佐野恵太(29)が空振り三振に倒れ2死となるも4番・オースティンは四球を選択し2死一、二塁とチャンスを広げた。しかし5番・宮﨑敏郎(35)は空振り三振を喫し得点ならず。
その裏、石田裕の立ち上がりは先頭の佐々木俊輔(24)にショートへの内野安打で出塁を許すも2番・オコエは右ゴロで1死一塁。続く3番・吉川尚輝(29)の代打・中山礼都(22)を見逃し三振、4番・岡本和真(28)を右飛に打ち取り無失点に抑えた。
3回裏、先頭の8番・門脇誠(23)がファーストへの内野安打で出塁。9番・山﨑伊に送りバントを決められ得点圏に走者を背負うと1番・佐々木にセンターへの適時打を放たれ先制点を許した。さらに2番・オコエにライトへの2ラン本塁打を浴びこの回3失点。
3点を追う展開となった打線は中盤に入った6回表、2死走者無しから4番・オースティン(33)にバックスクリーンへ飛び込むソロ本塁打が飛び出し1点を返した。
しかし直後の6回裏、1死走者無しから7番・浅野翔吾(19)に右三塁打を放たれると続く8番・門脇にライトへの適時打を浴び再び3点差に。
終盤7回表、6番・桑原が中安打、8番・森敬斗(22)が左二塁打を放ちチャンスを作った。ここで巨人の2番手・高梨雄平(32)が登板も迎えた代打・筒香嘉がセンターへの犠飛を放ち2点差に。
2点を追いかけ9回表、反撃を狙うも巨人の4番手・大勢(25)に対し得点を挙げることができず試合終了。CS進出を決めるもこの試合は勝利を飾ることができなかった。