今月1日に発足した石破内閣の支持率が51.6%だったことが最新のJNNの世論調査でわかりました。
不支持率は43.5%でした。
「支持する」と答えた人の中で最も多い理由は「石破総理に期待できる」で35%、一方、「支持しない」と答えた人の中で最も多い理由は「自民党を中心にした内閣だから」で24%でした。
JNNはこれまで調査に携帯電話を加えるなど調査方法に変更があったため、一律に比較は出来ませんが、2001年の小泉内閣以降の歴代内閣の発足直後の支持率では、2008年の麻生内閣(51.1%)に次ぐ低い支持率でした。
また、政党支持率では、▼自民党の支持が前月の調査から2.9ポイント上昇し、33.9%、▼立憲民主党は6.4ポイント上昇し、11.7%、▼日本維新の会は1.6ポイント上昇し、3.9%でした。
【調査方法】
JNNではコンピュータで無作為に数字を組み合わせ、固定電話と携帯電話両方をかけて行う「RDD方式」を採用しています。
10月5日(土)、6日(日)に全国18歳以上の男女2339人〔固定858人、携帯1481人〕に調査を行い、そのうち43.6%にあたる1019人から有効な回答を得ました。その内訳は固定電話502人、携帯517人でした。
インターネットによる調査は、「その分野に関心がある人」が多く回答する傾向があるため、調査結果には偏りが生じます。より「有権者の縮図」に近づけるためにもJNNでは電話による調査を実施しています。無作為に選んだ方々に対し、機械による自動音声で調査を行うのではなく、調査員が直接聞き取りを行っています。固定電話も年齢層が偏らないよう、お住まいの方から乱数で指定させて頂いたお一人を選んで、質問させて頂いています。