レバノン南部の平和維持を担う国連レバノン暫定軍は、イスラエル軍の発砲により兵士2人が負傷したと発表しました。
国連 ハク副報道官
「イスラエル軍とすべての関係者に対し、国連職員の安全を確保する義務を負っていることを改めて求める」
国連レバノン暫定軍は10日、イスラエル軍の故意の発砲により、監視塔にいた兵士2人が転落し負傷したと発表しました。
兵士2人は、いずれも平和維持部隊に所属するインドネシア人で、現在、病院で治療を受けているということです。
国連レバノン暫定軍は、「攻撃は国際人道法や国連安全保障理事会の決議に違反している」とイスラエル軍を非難し、「対応を求めている」としています。