カブス今永昇太 大谷を2打席完璧に封じた攻略法「(勝負球を)一択から二択にできるように投げていった」巧みな配球術

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-04-08 12:25
カブス今永昇太 大谷を2打席完璧に封じた攻略法「(勝負球を)一択から二択にできるように投げていった」巧みな配球術

■MLB カブス 8-1 ドジャース(日本時間8日、イリノイ州シカゴ リグリー・フィールド)

カブスの今永昇太(30)が8日(日本時間)、本拠地でのドジャース戦に先発。4回、43球を投げて被安打2、奪三振3、四死球0、失点0。打線の援護もあり、好投を見せたが4回裏、カブスの攻撃中に雨が強くなり中断。約3時間後に再開したが、今永は降板となった。

試合時間は中断も含めて約5時間20分となった。試合後、今永は「チームが最後勝って、勝つために投球していたので、最後チームが勝てて良かったなと思います」とホッとした表情を見せた。

「雨が降っている時に一番心がけているのが、いかにそういうコンディションを、見てる方に感じさせないかっていうのが、僕が大事にしてるところで、淡々と雨が降ってない時と同じように投げるっていうのが大事なので、そこを意識して、フォアボールを出さずに投げれたのは良かったと思いますね」とNPB時代に培った雨の中でのピッチングも口にした。

そして、注目された大谷との初対戦については「当たればホームランになるような(スイングだった)その紙一重のところではあったので、今思い返してみても、本当にすごいスイングだったなと思いますね」と冷静に話し、空振り三振、サードファールフライと共に高めのストレートで2打数無安打に抑えたことには「大谷選手の場合はインコースのボール球まで、ホームランにする技術がありますし、インコースの低目も、左中間に打ってるような映像はたくさん見てきたので。とにかく質の良い真っ直ぐを、どれだけ投げ込めるかだと思うので、自分が今出せる最善策を選択して、あとはどうなるかっていうところで、まあ今日は質の良い真っ直ぐが投げられたので良かった」と大谷との対戦を語った。

さらに変化球勝負では上手く拾われてしまうのかという質問には「(ストライク)ゾーンに残る変化球は、大谷選手のバットの軌道からすれば、ホームランゾーンに打てるスイング軌道なので。まあでもどこかしらで(変化球を)投げておかないと、真っ直ぐも変化球も、両方とも打つ技術を持っている選手なので。今投げられるボールのタイミングを見計らって、なんとか(勝負球を)一択から二択にできるように投げていったっていう感じですね」と計算し尽くした投球術を披露。

「ここ最近はすごく中継ぎの方が奮闘してくれてたので、先発として、球数が少なければやはり長いイニングを投げて、中継ぎ陣を休ませたいなっていう、そういう気持ちはあったんですけども、(雨の中断で)中継ぎ陣を休ませられなかったっていうことに関しては、ちょっと残念だなと思いますね」とメジャー登板2度目で早くも周りに目が届いていた。

  1. 横浜みなとみらいの花火大会 みなとみらいスマートフェスティバル2024 どこで見ることができる?チケットは?
  2. まだ8月なのに…イオンが「来年のおせち」を発表 “史上最速”の理由は「お盆」
  3. 能登半島地震の発生から7か月 仮設住宅で生活を送っている被災者は「暑いし狭い」
  4. 不同意性交未遂の疑いで逮捕のメンズ地下アイドルの男性を不起訴 東京地検
  5. 【速報】乗用車が猛スピードで…神奈川・海老名市で乗用車とトラックが衝突 トラック運転手が死亡
  6. 「危険な暑さに危機感」7月の平均気温、過去最高を更新 2年連続更新は初 8月も厳しい暑さ続く見通し 熱中症に厳重な警戒を 気象庁
  7. 生き残りをかけた“異例の提携” ホンダと日産自動車がEV分野で提携に基本合意 車に搭載するソフトウェアの基礎研究を共同で実施
  8. 楽天・三木谷社長「楽天はモバイル革命を」 契約数750万件弱に到達
  9. 東京・武蔵野市の小学校で男子中学生が3階から転落か 意識不明の重体
  10. 音楽グループ「C-C-B」元メンバーの田口智治被告(63) 覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕・起訴
  11. バドミントン志田千陽&松山奈未が“タカマツ”以来のベスト4進出 ! 好調のデンマークペアに圧勝【パリ五輪】
  12. 東京都 新型コロナ患者数12週連続増 手足口病も7週連続で警報基準超える
×