■プロ野球 広島 2-1 DeNA(1日・マツダスタジアム)
DeNAは広島に敗戦し2カード連続となる3タテ、21年4月以来の8連敗を喫した。試合は同点で迎えた8回裏、4番手・中川虎大(24)がマウンドに上がるも6番・菊池涼介(34)に適時内野安打を放たれ勝ち越しを許した。打線は好機を作るも1歩届かず。
前日の試合では2点を追う6回表、4番・牧秀悟(26)、5番・宮﨑敏郎(35)の連打で1点を返すもその後の好機で得点に繋ぐことができず、今季ワーストとなる7連敗を喫した。この試合の先発・石田裕太郎(22)は今季6試合目の登板、広島戦は初となった。
打線は1回、広島の先発・大瀬良大地(33)に対し先頭の梶原昂希(24)は空振り三振に。2番・蝦名達夫(26)が左安打で出塁すると3番・佐野恵太(29)も中安打で繋ぎ1死一、三塁と好機を作った。4番・牧秀悟(26)は外角の球に空振りし三振も2死から5番・宮﨑敏郎(35)は四球を選択し満塁に。しかし6番・山本祐大(25)は一邪飛に倒れ一打先制のチャンスも得点を奪えず。
その裏、石田裕の立ち上がりは先頭の秋山翔吾(36)を空振り三振、2番・野間峻祥(31)を遊ゴロ。2死を奪うと3番・中村貴浩(24)を一邪飛に打ち取り三者凡退に抑えた。
3回裏、8番・會澤翼(36)に左安打、1番・秋山に中安打、2番・野間に右安打を浴び2死満塁のピンチを背負った。3番・中村のショートへの打球を森敬斗(22)がフィルダースチョイス、先制点を与えた。
直後の4回表この回の先頭、4番・牧が三塁線を破る左二塁打、5番・宮﨑は四球を選び出塁。6番・山本は送りバントを決め走者二、三塁に。7番・フォード(32)は二飛に倒れると、代打・京田陽太(30)は敬遠され満塁となった。9番・石田裕は初球からバットを振るも空振り三振。同点に追いつくことができなかった。
1点を追う6回表、無死走者無しから4番・牧がサードへの内野安打、さらに小園海斗(24)の悪送球で二塁へ。5番・宮﨑は死球を受け出塁すると6番・山本は送りバントを決め1死二、三塁に。続く7番・フォードの打球はレフトへの適時打となり同点に追いついた。
6回裏は2番手・ウィック(31)、7回裏は3番手・ウェンデルケン(31)が登板し無失点に抑えた。
8回裏、4番手・中川虎がマウンドに上がるも先頭の2番・野間に中安打を放たれ出塁を許した。その後4番・小園に敬遠など2死一、二塁とし迎えた6番・菊池の打球はショートへの適時内野安打となり勝ち越しを許した。
再び1点を追う展開となった打線は広島の3番手・栗林良吏(28)の前に走者を出すも無得点に倒れ試合終了。DeNAは広島に3連敗となった。