■パリオリンピック™ 競泳 男子100mバタフライ決勝(日本時間4日、ラデファンス・アリーナ )
競泳男子100mバタフライ決勝が行われ、水沼尚輝(27、新潟医療福祉大学)が51秒11で8位に終わった。自身が持つ日本記録(50秒81)の更新はならなかった。
競泳チームの主将を務める水沼は、前半の50mを8位で折り返す。必死に追い上げを見せたが届かず、そのまま8位でフィニッシュした。
2022年の世界選手権準決勝で日本新記録を出し、決勝に進んで銀メダルを獲得。この種目で日本勢初の表彰台に立った。前回の東京五輪では準決勝で敗れ「決勝進出」を目標に掲げてきた水沼。今大会の予選では51秒62の15位タイで辛うじて準決勝進出を決めた。そして準決勝2組目に登場した水沼は、前半50mを7位で折り返すと、ラスト50mで巻き返し51秒08でフィニッシュ。全体8位で決勝進出を決めた。