53歳・杉浦佳子 2大会連続金メダルの快挙!自身の日本勢最年長V記録を更新、金13個目で東京大会に並ぶ【パラリンピック・自転車】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-09-07 18:36
53歳・杉浦佳子 2大会連続金メダルの快挙!自身の日本勢最年長V記録を更新、金13個目で東京大会に並ぶ【パラリンピック・自転車】

■パリパラリンピック 自転車競技・女子個人ロードレース(C1-3)決勝(日本時間7日、クリシー・ス・ボワ)

東京パラでロード2冠の杉浦佳子(53、総合メディカル)が1時間38分48秒の1位でフィニッシュし、同種目2大会連続金メダルの快挙を達成した。

前回大会で日本人最高齢での金メダリストとなった杉浦は、自身の持つ記録を見事パリで更新した。さらに今大会日本は金13個目で東京大会に並んだ。

レースは15人で行われ、56.8kmのコースを走り、杉浦は1周目(14.2km)のポイントで6人の先頭集団の中に。中盤も6人で先頭争いを繰り広げ、ラスト1周へ。終盤は4人に絞られ、ゴール手前では3人でのデッドヒート。杉浦は最後の力を振り絞り、わずかに前に出て逃げ切り、3人同タイムも1着でゴール。

今大会トラック種目にも出場し、大会前に患ったぜんそくの影響もあり、8月29日の3000m個人追い抜きでは予選5位で敗退。31日の500mタイムトライアルでは予選7位で6人で行われる決勝には惜しくも進めず。4日のロード「タイムトライアル」では6位入賞。だが、最終種目となったロードレースで見事金メダルを獲得し、有終の美を飾った。

杉浦は2016年の自転車レースで落車し、頭蓋骨骨折、脳挫傷、外傷性くも膜下出血などの大けがを負い、高次脳機能障がいが残った。それでも事故の1年後にはパラサイクリングを始め、2021年東京パラに初出場し、「ロードタイムトライアル」と「ロードレース」の2種目で金メダルを獲得。当時50歳で日本人最年長の金メダリストとなった。

■杉浦佳子(すぎうら・けいこ)
1970年12月26日生まれ、53歳。静岡県掛川市出身。北里大学薬学部卒。2017年、パラサイクリング世界選手権ロードレース部門で優勝。18年にはワールドカップ全戦で優勝。21年、東京パラリンピックで“ロード2冠”を達成した。

  1. 「やばい!やばい!」強風でベランダの手すりが…“スーパー台風”台風11号が中国南部を直撃 122万人以上が被災
  2. JR埼京線・北戸田駅で人身事故 埼京線のほか東北・上越・北陸新幹線も一時運転見合わせ
  3. 過去最大規模「チャイナフェス」東京で開幕 今年は“出張ビザ申請所”も設置
  4. 千葉・柏市で76歳の女性が包丁で刺された事件 重傷を負った女性が搬送先の病院で死亡
  5. 【松岡茉優】結婚後に初舞台「今朝は水ナスで喜んでくれました」
  6. 犬を抱っこしながらうたた寝していた結果…完全に想定外な『まさかの悲劇』が21万再生「結構がっつりで草」「すみません、大爆笑しましたw」
  7. 体操・宮田笙子が飲酒喫煙問題後、初の実戦で涙「深く反省しております」団体戦で優勝に貢献【国スポ】
  8. 【DeNA】サヨナラ負けで連勝6でストップ 延長12回2死から佐々木がオコエにV弾 オースティン、佐野の適時打で一時リードも
  9. お母さんが犬を散歩に連れていこうとしたら…なぜかブチギレる姿と『まさかの理由』が6万再生「お母さん可哀想w」「爆笑した」と大絶賛
  10. 林官房長官、解散は「総裁選で争点にすることではない」
  11. 「夏がまだ終わらない」西日本と東日本で“厳しい残暑” 全国61地点で35度以上の「猛暑日」に
  12. 交通違反に「喝!」 タレントの大沢あかねさんが1日警察署長 警視庁赤坂署
×