河村勇輝が夢のNBA入り目指しキャンプに初参加 　背番号は大谷翔平と同じ17「決めた後に気づいたんですけど…」

NBAのメンフィス・グリズリーズとエグジビット10契約を結んだポイントガード・河村勇輝（23）が2日（日本時間）、トレーニングキャンプに参加し、夢のNBA入りへ挑戦の日々がスタートした。

河村がグリズリーズと結んだエグジビット10契約とは、開幕前のキャンプに参加出来る契約のことだ。キャンプの中でアピールを続け、NBAに出場できる契約を目指す。また、河村の背番号はメジャーリーグ、ドジャースの大谷翔平と同じ17番に決定したと発表された。

今日の練習では背番号17のユニフォーム姿をお披露目することはなかったが、コーチや他の選手と会話しながら真剣な表情で汗をかいていた。さらに、チームメイトとスリーポイントシュートで対決。見事、河村が勝利し、雄たけびを上げる場面も見られた。

練習後には、「すごく充実した毎日を送れていると思いますし、キャンプが始まってまだ1日目ですが、自分のできたこと、できなかったことがあると思って、収穫のある1日になったんじゃないかと思います」と満足感を口にした。

また、先日決定した背番号17については、「実は自分が決めた後に気づいたんですけど、野球界では大谷翔平さんがつけてる番号なので。僕はそんなに意味を深く持ってこの番号をつけているわけではないのですが、アメリカの17番は素晴らしい番号なんだと思われるようなプレーをしなければいけないなと思います」と野球界のスーパースターと同じ背番号での活躍を誓った。

NBAは23日（日本時間）に開幕する。河村がNBAにも出場できる２Way契約を勝ち取り、出場を果たせば日本人4人目の快挙となる。