松本人志さんの代理人弁護士はきょう(8日)午後5時すぎ、HPで文芸春秋に対する訴えを取り下げたことを発表しました。松本さんの代理人弁護士は、「双方の話し合いに基づき、原告は取下げ、被告らはこれに同意し、裁判を終結した」とし、訴えの取り下げによる「金銭の支払いはない」としています。
また、松本さん本人もコメントを発表し、裁判を通じて松本さんが訴えている内容について、「強制性の有無を直接に示す物的証拠がないことなどを含めて確認した」とした上で、「これ以上、多くの方々にご負担、ご迷惑をお掛けすることは、避けたいと考え、訴えを取り下げることにした」としました。
また、女性らが参加する会合に出席したことを認めた上で、「不快な思いをされたり、心を痛めた方々がいらっしゃったら素直にお詫び申し上げます」と謝罪しました。
そして、ファンや関係者に対して、「この間の一連の出来事により、多大なご迷惑、ご心配をおかけしたことをお詫びいたします。どうか今後とも応援して下さいますよう、よろしくお願いいたします」としました。
松本さんが所属する吉本興業は活動再開の時期について、「関係各所と相談の上、決まり次第、お知らせさせていただきます」とのコメントを発表しています。
一方、週刊文春もHP上で編集長名でコメントを発表。「原告代理人から心を痛められた方々に対するお詫びを公表したいとの連絡があり、女性らと協議のうえ、取り下げに同意することにしました。なお、この取り下げに際して、金銭の授受等が一切なかったことは、お知らせのとおりです」としています。