世界の大使館が多く点在する東京・渋谷区では、国際交流の一環として、きょう(26日)、南米・ペルーの郷土料理が学校の給食で振舞われました。
きょうの給食は、いつもと少し違います。
提供されたのは、ペルーで親しまれている焼きそば風の食べ物。牛肉や玉ねぎ、トマトを炒めたタリアテッレと、ペルーで日常的に食べられているキヌアのスープ。そして、紫色のトウモロコシで作られるデザート「マラサラ・モラーダ」に似せたゼリーです。
子どもたちは初めて見る料理に興味津々です。
生徒
「おいしい」
「日本と違う味でうまい」
「ブドウみたいだけど、やっぱりパイナップルの味がする。珍しい」
渋谷区では、「大使館と自治体コラボ」の一環として交流が進められていて、今年6月にペルーの首都・リマ市のミラフローレス区と姉妹都市になったことから、区立の全ての小中学校できょうからペルー料理が提供されます。
この小学校では、給食の前にペルーの文化についての授業や、大阪・関西万博での展示についての授業もあり、子どもたちにとって新鮮な一日となったようです。