「おいしい話はないか？」父の依頼に東証元社員が未公開情報を伝達か　インサイダー取引の罪で親子ら在宅起訴　東京地検特捜部

インサイダー取引を行ったとして東証の元社員らが在宅起訴されました。

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東京地検特捜部に在宅起訴されたのは、東証の元社員・細道慶斗被告（26）と父親の正人被告（58）です。

慶斗被告は業務で知った未公開情報を正人被告に伝えた罪に、正人被告はその情報をもとに株を不正に買い付けた罪に問われています。

関係者によりますと、正人被告は慶斗被告に「おいしい話はないか？」などと依頼していたということです。

また、特捜部は未公開の情報をもとに株を不正に買い付けたとして、裁判官出身の元金融庁職員・佐藤壮一郎被告（32）も在宅起訴しました。佐藤被告は少なくとも500万円の利益を得たとみられています。