「保護猫活動をしている人はみんな猫好き」「猫が好きだから保護活動をしている」そんな思い込みはありませんか?今回は、猫が苦手だったのに完ぺきすぎる『猫部屋』をつくった方の投稿をご紹介します。
Instagramアカウント「えみちゃん」に投稿されたのは、保護が必要な猫のために『猫部屋』をつくったというエピソード。主さんの行動力に、視聴者からは「こりゃー猫さん幸せだわ」「凄すぎ天才です」「これこそ無償の愛ですね」など賞賛のコメントが寄せられています。
猫が苦手だった主さん

この部屋を猫部屋に!

キャットタワーも万全!

立派な猫部屋が完成
“犬派”であり、猫が苦手だったという主さんですが、地域猫の現状を知ったことで保護活動を始めることを決意し、保護した猫のための『猫部屋』をつくることにしたといいます。倉庫代わりにしていた部屋を片付け、キャットウォークやキャットタワーを設置したそうです。

りんちゃんのお腹には赤ちゃんが…

人を拒絶していたらんくん
『猫部屋』が必要だったのは、保護した白猫「りんちゃん」のお腹には赤ちゃんがいたから。同じタイミングでりんちゃんの兄「らんくん」も保護しましたが、りんちゃんもらんくんもまったく人に慣れておらず、触れる状態ではなかったといいます。
4匹の子猫が誕生

無事に生まれますように
その後、りんちゃんは無事に4匹の子猫を出産。全員、りんちゃんにそっくりの真っ白な美猫だったそう。りんちゃんが立派に子育てをしてくれたため、4匹は無事に成長したといいます。3匹は里子にいき、残った1匹の「みるくちゃん」はりんちゃんとらんくんと一緒に暮らしているとのこと。

4匹の白猫が誕生!
出産を見守ったこともあり、主さんは3匹を手放す際にとても葛藤したそう。もともと犬派で猫が苦手だったとは思えないほどの愛情を感じます。
こだわりの猫部屋は?

猫用のベランダを設置
キャットタワーやキャットウォークにとどまらないのが、主さんの『猫部屋』のすごいところ。なんと猫用のベランダも設置し、隣の部屋を自由に出入りできるように工夫したそうです。もちろん、脱走しないよう対策済みです。猫にとってはまさに楽園!

よじのぼる子猫たち
もともと外で暮らしていたりんちゃんとらんくんが不安にならないよう、リラックスできるようにという主さんの工夫です。りんちゃんとらんくんの人への警戒心はなかなか解けないそうですが、自由に、安全に暮らせるなら幸せが約束されたも同然ですね。

白猫パラダイスが誕生!
猫が苦手なのに猫部屋までつくったという主さんには「行動力に拍手」「素晴らしすぎます」「思ってもなかなか行動に移せない私からすれば本当に素晴らしい行動力、リスペクトしかないです」などの声が寄せられています。猫たちからの恩返しがあることでしょう!
Instagramアカウント「えみちゃん」では、地域猫の会での活動内容や保護されたあとの猫たちの様子が見られます。保護猫のリアルを垣間見ることができますよ。
写真・動画提供:Instagramアカウント「えみちゃん」さま
執筆:忍野あまね
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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