猫の不思議な鳴き方『クラッキング』のワケ3選 どんなときにする?何て言っているの?

2025-06-06 20:00

猫の奇妙な行動のひとつに、「クラッキング」というものがあります。今回は、「クラッキング」の基本を押さえつつ、なぜ奇妙な声で鳴くのか、その理由について解説します。ぜひ一読して、猫の不思議を解き明かしてみてください。

1.狩猟本能の目覚め

窓辺で野性が目覚めた猫

まずは、「クラッキング」の意味を簡単に説明しておきましょう。

「クラッキング」とは、小刻みに口を震わせながら、「カカカッ」「ケケケッ」と鳴く猫の鳴き声のことです。「ニャー!」と比べると、はっきりと口を開けるわけではないので、飼い主さんも最初は気づきにくいかもしれません。

語源となった「clack」は「カチッという音」を意味し、英語では、「クラッキング」のことを「chattaring(おしゃべりする)」と表現します。

猫が「クラッキング」するのは、主に、窓の向こうに鳥や虫などが現れたときです。猫は「獲物が来た!」と判断し、たちまち狩りのモードに切り替わって、やや興奮気味に「カカカッ」「ケケケッ」と鳴きます。

語源にちなんで言えば、「クラッキング」とは、狩猟本能のスイッチが「カチッ!」と入った合図のようなものです。

突然、「クラッキング」が始まると、飼い主さんは、愛猫に悪霊が乗り移ったかのように感じるかもしれません。生まれつき備わった「野性」が発動しているだけで、むしろ、猫としては健全な状態です。霊媒師さんに相談に行く心配もないので、安心してください。

2.もどかしい気持ちを表現

窓越しの鳩に反応する猫

「クラッキング」の動機には、「もどかしい気持ちを表す」という説もあります。

おうちで暮らす猫は、たとえ窓の向こうに獲物(鳥や虫、リスなどの小動物)を見つけても、飛び出して襲うわけにもいきません。唯一できることと言えば、窓一枚隔てて、舌舐めずりしながら獲物をじっと眺めることだけです。

持ち前の狩猟本能が高まっていく一方で、逆に、狩りに行けないという現実が立ちふさがる場面です。どうしようもない気持ち、ジレンマが抑えきれなくなると、猫は思いあまって、「カカカッ」「ケケケッ」という鳴き声を上げます。

自他ともに認めるスイーツ・ハンターの飼い主さんが、友人からのお茶のお誘い(モンブランで有名、予約困難なカフェ)を、ダイエットを理由に断るのとちょっと似た状況かもしれません。

「我慢我慢…」と自ら言い聞かせる心の呟きと、奥歯を強く噛みしめる「ギリギリ」という音は、まさに激しい葛藤を表す、猫の「クラッキング」のようです。

好きなことをやれない状況は、猫であれ、人であれ、つらいものです。

3.飼い主さんへのPR活動

茶色をバックにクラッキング中の猫

愛猫の「クラッキング」は、飼い主さんに向けられることもあります。行動の背景に隠されている気持ちは、「飼い主さんへのアピール」です。

猫の「クラッキング」は、かなりエキセントリックな鳴き声なので、初めて耳にする飼い主さんはつい注目してしまいます。そのときの飼い主さんの反応は、愛猫にとっては、「あ!振り向いてくれた!」という嬉しい体験です。

猫には、一度でも好ましい結果が出ると、同じ行動を繰り返す習性があります。何らかの要求があるとき、「クラッキング」すれば、いつでも飼い主さんが振り向いてくれます。そういう意味で、「クラッキング」は、愛猫にとって呼び出しブザーのようなものかもしれません。

窓の外に鳥や虫がいないのに、愛猫が飼い主さんに向かって「クラッキング」を始めたら、いったい何を望んでいるのか、飼い主さんはひとまず見極めてみてください。

ちなみに、愛猫がやりがちな飼い主さんへのアピールとしては、「ニャー!と鳴く」「じっと見つめる」「ゴロンと転がってお腹をさらす」などがあります。

まとめ

窓際でクラッキングする猫

窓際でたたずむ愛猫から「カカカッ」「ケケケッ」と聞こえてくる奇怪な音に、一種のホラー現象を感じた飼い主さんもいるかもしれません。

猫の「クラッキング」には、主に「狩猟本能の目覚め」「もどかしい気持ち」「飼い主さんへのアピール」という意味が込められています。

本文を読んで、決して心霊現象的な案件ではないとわかって、飼い主さんもほっとしたところでしょう。

窓の向こうに鳥や虫が表れたら、かわいい愛猫もハンター・モードに切り替わります。いわば、とても自然な行動であり、猫として健康的な証です。ちょっと奇妙な行動ですが、飼い主さんは温かい気持ちで見守ってあげましょう。

関連記事

動かなくなってしまった『ヒーター』の前で止まった猫→何するのかと思ったら…胸キュン必至の行動に反響続々「表情が切ない」「大親友なんだね」
『ついてきて』というように移動し始めた母猫→あとを追ってみた結果…『驚きの光景』が9万再生「心からありがとう」「頑張ってきたんだね」
“下半身不随”の猫→血の繋がらない赤ちゃん猫と接触した結果…まさかの『本物の母子のような行動』に「母性すごい」「可愛くて仕方ないんだね」
『愛猫が消えた…』行方不明になった猫を探して数日後→『予想外の場所』で発見された姿が20万再生「すごい所に隠れてた」「思わずもらい泣き」
爪切り中に爆睡し始めた猫→『ポーズ』を見てみると…とんでもなく可愛すぎる瞬間が1万9000いいね「夢の中で盆踊りの練習?w」「大物すぎ」

  1. トランプ大統領 自身をキリストに似せた画像を投稿 支持基盤の保守派から批判相次ぎ削除
  2. “核のごみ”処分場めぐる南鳥島の「文献調査」 東京・小笠原村の渋谷村長「国が判断を」として事実上の容認 ただし国に対して「5点の要請守って」
  3. 日・パキスタン首脳が電話会談 高市総理「アメリカ・イラン協議の仲介努力に敬意」
  4. TOTOがユニットバスの受注停止 イラン情勢緊迫化を受け「ナフサ」調達不安定に
  5. 京都・南丹市で“子どもとみられる遺体”見つかる 行方不明の男児との関連捜査 きょう司法解剖へ
  6. アメリカ側が「20年間の停止」を提案 イランのウラン濃縮活動 複数のアメリカメディアが伝える 「恒久的な停止」から要求を引き下げか
  7. トランプ大統領「イランが合意すると確信している」 戦闘終結をめぐる協議で一致しなかった核兵器開発問題で
  8. アメリカ・トランプ大統領「34隻の船がホルムズ海峡通過した」SNSに投稿
  9. 京都・南丹市で“子どもとみられる遺体”…山の中で仰向けの状態 行方不明の男児が着用していたフリースなどの服装と類似 小学校からは約2キロ【news23】
  10. ローマ教皇レオ14世「戦争に反対し、声を上げ続けていく」トランプ大統領からの批判受け
  1. 京都・南丹市で“子どもとみられる遺体”…山の中で仰向けの状態 行方不明の男児が着用していたフリースなどの服装と類似 小学校からは約2キロ【news23】
  2. アメリカ・トランプ大統領「34隻の船がホルムズ海峡通過した」SNSに投稿
  3. 京都・南丹市で“子どもとみられる遺体”見つかる 行方不明の男児との関連捜査 きょう司法解剖へ
  4. トランプ大統領 自身をキリストに似せた画像を投稿 支持基盤の保守派から批判相次ぎ削除
  5. TOTOがユニットバスの受注停止 イラン情勢緊迫化を受け「ナフサ」調達不安定に
  6. “核のごみ”処分場めぐる南鳥島の「文献調査」 東京・小笠原村の渋谷村長「国が判断を」として事実上の容認 ただし国に対して「5点の要請守って」
  7. トランプ大統領「イランが合意すると確信している」 戦闘終結をめぐる協議で一致しなかった核兵器開発問題で
  8. 日・パキスタン首脳が電話会談 高市総理「アメリカ・イラン協議の仲介努力に敬意」
  9. アメリカ側が「20年間の停止」を提案 イランのウラン濃縮活動 複数のアメリカメディアが伝える 「恒久的な停止」から要求を引き下げか
  10. ローマ教皇レオ14世「戦争に反対し、声を上げ続けていく」トランプ大統領からの批判受け
  11. アメリカのホルムズ海峡“封鎖”措置 トランプ大統領は「強気」も…さらなるリスク指摘する声も ワシントンから最新情報
  12. 被害にあった5歳女児の母「ゆるせない」 送迎中に自宅アパートに連れ込んでわいせつ行為…動画撮影疑いで障害児通所施設の元職員の46歳男を逮捕 警視庁