中国電力が連覇達成、35年連続のニューイヤー駅伝出場決定、2位マツダ3位中電工 【中国実業団駅伝】

■第65回中国実業団対抗駅伝(8日、広島県世羅町・せら文化センター発着、全7区間・80.8km)
来年1月に開催される第71回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の予選会を兼ねた中国実業団対抗駅伝が行われ、中国電力が大会連覇を達成した。
全13チームが出場し、上位3位(OP参加を含まない)に入ればニューイヤー駅伝の出場権が与えられる。1区(12.5km)、飛び出したのは中国電力・中電工・マツダAの3チーム。3キロ付近で中国電力のエース・菊地駿弥(28)が抜け出し徐々に差を広げる展開に。菊地は今年9月にチェコで行われたロードレース大会(10km)で日本新記録(28分07秒)をマークしている。菊地は区間新記録の快走で2位と54秒の差をつけ襷を渡した。
最短区間の2区(7.2km)、トップで襷を受けた中国電力の野村颯斗(25)。2位・マツダAのディエマ・アイザック(27)に差を詰められる中、トップを守り3区に襷をつないだ。3位には中電工が続いた。
中国電力の3区(11.6km)を任されたのは昨年の箱根駅伝、國學院の7区で区間賞に輝いたルーキーの高山豪起(23)。時折、後方を確認しながら安定した走りを見せトップで4区(9.0km)の山口和也(29)へ。その山口もペースを緩めることなくトップをキープしたまま襷リレー。2位マツダAとの差は1分16秒に。
5区(9.0km)では地元・広島県の世羅高校出身、中国電力の中島大就(29)がハイペースでレースを展開。中継所が近づくと拳をあげ襷をつなぎ、2位マツダAとの差を1分55秒に広げる快走を見せた。
中国電力の独走状態で迎えた最長区間の6区(19.0km)。キャプテンの池田勘汰(28)は笑顔で沿道の声援に応え、余裕を見せる場面も。残り500mを切り襷を右手に持つと区間記録ペースでアンカーへ。2位マツダAとの差を2分33秒に大きく広げ、昨年の6区で区間賞を獲得し大会MVPにも選ばれた実力を見せつけた。
アンカーの7区(12.5km)を任されたのはチーム最長身184cmの清野太雅(25)。長身を活かしたダイナミックな走りで快走すると、中国電力は大会新記録で連覇を達成。最多となる23回目の優勝で35年連続35回目のニューイヤー駅伝出場権を獲得した。2位に入ったマツダAは25年連続62回目、3位の中電工は31年連続31回目となるニューイヤー駅伝の切符を手にした。
※写真は中国電力1区・菊地駿弥選手(26年1月)