来年9月に東京で開催される世界陸上(9月13日〜21日、国立競技場他)まであと1年。都内で1年前イベント「東京2025 世界陸上 1 Year To Go !」の2日目が14日に行われ、マラソンと競歩のコースが発表された。
【写真を見る】東京2025世界陸上、マラソンは国立競技場発着で都心を駆け抜ける ! パリ代表・小山直城「スピード勝負になるのかなと」
マラソンは国立競技場を発着地点とし、東京ドーム前、皇居東側付近を通って、東京駅丸の内駅広場や銀座4丁目交差点を折り返すなど、都心を駆け抜けるコースとなっている。途中1周13キロの周回コースを2度回って、ゴールの国立競技場を目指す。
最近の世界陸上のマラソンは、メインの競技場を使用しないことが多く、来年は2013年のモスクワ大会以来6大会ぶりに競技場で観客の声援を受けながらスタートそしてフィニッシュする。
発表イベントに参加したパリオリンピック™男子マラソン代表の小山直城(28、Honda)は、世界陸上のコースについて「パリ五輪では起伏があってタフなコースだったんすけど、今回のコースは比較的フラットになりますので、結構スピード勝負になるのかなと思います」と印象を語った。
また競歩も国立競技場を発着地点として、明治神宮外苑の周回コースを舞台に勝負を繰り広げる。世界陸上は19年のドーハ大会から3大会連続出場中の藤井菜々子(25、エディオン)は「競技場発着ということで楽しみですし、ワクワクした気持ちでいっぱいです。今回は競技場を出てから少し上りがあるということで、そこは今後試走してしっかり対策したい」と話した。
大会1日目(9月13日)に男女の35キロ競歩で始まり、2日目(14日)に女子マラソン、3日目(15日)に男子マラソン、8日目(20日)に男女の20キロ競歩が行われる。