■MLB ドジャース 3-8 ジャイアンツ(日本時間25日 ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(30)が本拠地のジャイアンツ戦で「1番・DH」で出場し、4打数無安打3三振で打率は.310。2試合連続の3三振となった。
前日は今季37度目のマルチヒット、今季最多タイの3打点を挙げた大谷、この日、ジャイアンツの先発は2021年のサイヤング賞投手でマリナーズから移籍し、今季初登板となるR.レイ(32)。通算対戦成績は9打数3安打5三振。
ドジャースは腰の張りで負傷者リスト入り(IL)していたT.グラスノー(30)が7月6日以来の先発、2つの四球を与えたが1回は無失点に抑えた。
その裏、1回の大谷の第1打席、今季初登板のレイの1球目、151キロのストレートを狙って逆方向へ、角度よく打球が上がったがあとひと伸び足らずレフトフライに倒れた。
2回の第2打席、レイが1回に4四死球と変化球が安定していないのを見ていた大谷は1ストライク後、154キロのストレートを狙ったが空振り。カウント1-2から4球目、内角高め149キロのストレートも空振りで三振に打ち取られた。
1対2とリードされた5回、ドジャース打席は1回にレイから4四死球を選び、押し出し四球で1点を奪ったがここまでノーヒットに抑え込まれていた。反撃のきっかけをつかみたい大谷の第3打席、カウント2-2かr内角高め153キロのストレートに空振り三振、80球を越えても球速が落ちないレイの投球に2打席連続三振に抑えられた。
4連勝中のドジャースだが7回2死からC.テイラー(33)がこの試合初ヒットをようやくマークしたが走塁中に足を痛め、途中交代。けが人が多いドジャースにまた心配な要素が増えた。さらに1対2の8回、ドジャース3人目Y.ラミレス(29)が2つの四球とヒットで無死満塁のピンチを招くと連打を浴びて2失点、4人目J.ケリー(36)も4点を失い、終盤で6点を奪われた。
1対8と大きくリードされた8回、大谷の第4打席、ジャイアンツ4人目、左腕のE.ミラー(26)に見逃しの三振、今季ミラーとの対戦は5打数5三振と完全に抑えられた。大谷は4打数無安打で打率は.310となった。
この日、打率.315で首位打者だったブルワーズのイェリッチ(32)が腰の違和感で10日間の負傷者リスト(IL)入り、規定打席から外れたが大谷は無安打で打率は.310。この日、パドレスのL.アラエズ(27)が4打数2安打で打率.311とし、首位打者に立った。