■パリオリンピック™ 陸上・男子10000m(日本時間3日、スタッド・ド・フランス)
男子10000mに日本勢から太田智樹(26、トヨタ自動車)と葛西潤(23、旭化成)が挑み、太田は29分12秒48で24位、葛西が27分53秒18で20位だった。
世界記録保持者のJ.チェプテゲイ(27、ウガンダ)が26分43秒14の五輪新記録で金メダルに輝いた。
日本歴代2位の自己記録(27分12秒53)を保持する太田は、世界ランキングでパリ五輪出場を決めた。この日は自己記録から2分近く遅れる厳しいレースとなり「このスタートに立てたのは色んな人たちのおかげであって、その分このような結果で申し訳ない。もう一度この舞台に戻ってこれるように頑張りたい」とリベンジを誓った。
葛西は「こんなにハイペースになると思わなかった」と振り返り、「自分の力を出せればいいかなと思っていたんですが、いざ走ってみたら歯が立たなくて。もっとオリンピックを楽しめるくらいの力をつけて戻ってきたい」と悔しさをにじませた。
※写真は左から太田選手、葛西選手